動画制作会社の動画制作の進め方

   

企業等より広告、宣伝用の動画を依頼された時選定されたプロデューサーがどう制作を進めるのかその手順を説明します。
まず顧客との綿密な打ち合わせにより動画をどう利用するのか、どういったことを訴えてどういうかたちで表現するのかをつかむ必要があります。これに基づいて企画を行います。そして具体的なシナリオと台本を制作します。
それからこの内容に向いた必要なディレクター、カメラマン等の人材を集めて体制を組みます。出演する役者やモデルが必要な場合はその選定、手配を行います。ここまでがプリプロダクションです。
その後いよいよ撮影に入ります。この部分に一番時間がかかり夜遅くまで続く作業です。出来上がった動画は極めて長いもので、同じシーンについても種々の角度からの動画が撮影されます。さらに文字や図形、三次元のコンピュータグラフィックスの素材を制作します。
最後にポストプリダクションの段階の編集に入ります。これまでの素材と既存の動画や静止画、コンピュータグラフィックスのデータやイラスト、アニメ素材、音楽、ナレーションなどを組合せて最終的な制作が完了です。

動画制作会社の仕事の内容と特徴

動画制作の仕事はおおむね前述のように行われますが、動画制作会社としてはこのどの部分を自ら行って他の部分は協力会社とともに進めるかでいろいろなスタイルがあります。また保有する人材、技術によりどの部分が強みなのかが異なり、それが会社の特徴になります。
例えばドラマなどを手掛けたことのある会社では演出やシナリオ作成が得意であるとか、撮影中心の会社から育ってきた会社では素晴らしい映像を得意としているなどいろいろ特徴があります。一時3次元のコンピュータグラフィックスと実際の人による撮影をミックスする技術が進歩した時代に、その開発に携わった会社ではコンピュータグラフィックスの技術に強いものもあります。その他アニメ制作会社から参入した会社もあります。
各社過去の実績や保有する技術をインターネット等で公開していますので目的とするものと照らし合わせて検討が可能です。

動画制作会社の人材と技術

動画制作にはこのように多くの種類の能力を持った人材が必要ですが、これらの各部分の制作にかかわる人材は必ずしも一つの制作会社に属しているわけではなくいろいろな形態があります。それぞれの会社の保有する人材とどの部分はどこと協力して作業を行うかを知る必要があります。
まず企画を行うスタッフです。プロデューサーが内容によってスタッフと協力して行いますがその動画の枠組みを決めるためこの人材の能力が重要なキーとなります。実際に動画を撮影したり、素材を作成したり、編集を行う段階ではそれぞれの分野の技術と経験が大切です。
またアニメなど特殊な動画をコンピュータグラフィックスで制作して挿入するものでは、その制作を企画するクリエータの創造性とデザイン感覚などの能力が重要です。アニメでも人気のあるものを制作する人材は限られており、その人の能力ですべてが決まります。
撮影に関してもカメラワークや照明で名の売れた人が撮ると素晴らしい画像が得られるというような例もあります。