サイリスタ出力フォトカプラを使う時の注意点として実装する向きを正しくするなどの基本的な事項があります。サイリスタと発光ダイオードはそれぞれピン配置が設けられているので、逆向きに挿入してしまうとショートしてしまい、周辺回路への被害を与える恐れがあります。特に、ピン数が6ピンの場合には逆向きにも実装が出来てしまうので、実装する時にはパッケージに記載が行われている向きを確認して1番ピンの場所はどこになるのかを確認した上で半田付けを行う、電源を入れる前に再び向きを確認した上で通電を行うのがお勧めです。尚、部品の種類によっては5ピンタイプのパッケージもありますが、5ピンタイプの場合は、逆向きに半田付けを行う事が出来ないので向きを間違える心配はありません。

入力側と出力側の絶縁が可能です

サイリスタ出力フォトカプラの特徴の一つに入力側と出力側の絶縁が可能になる点があります。入力側はDC電源、出力側はAC電源とした場合、二つの電源を絶縁したい場合、それぞれのアースは独立した形で設計が出来るので、入力側と出力側のアースを分ける事が出来ます。アースには信号系や電源系などの種類があり、それぞれ独立したアースランドを設けておけば、誤動作やノイズ対策などに効果を現してくれます。電源回路におけるアースについても、シャーシーアースと電源アースを分ける事で、電源の変動によるノイズ対策にも効果を持ちます。そのため、発光ダイオード側のアースとサイリスタ側のアースを完全に分離する事が出来るため、ノイズなどによる誤動作防止にも効果を現してくれるなどの特徴を持っています。

応用回路例を参考にするのもお勧めです

サイリスタ出力フォトカプラの応用回路の一つに整流回路があります。商用電源などの場合は保全などの関係で、制御回路とは個別に負荷回路を設ける事でトラブルを事前に防止する効果を持ちます。制御回路の場合にはそれほど多くの電流が流れないのですが、大電流を必要とする負荷回路などのコントロールをサイリスタ出力フォトカプラでオンオフ制御を行う方法もあります。尚、応用回路はネットの中に参考回路として掲載が行われているので、どのような使い方が出来るのかを知りたい時や設計段階で何かヒントが欲しい時など、こうした情報を入手する事で様々な使い方ある、このように使えばコストや生産性を高める効果に繋がるなどを知る事が出来ます。ちなみに、最近はLED照明器具の調光回路などでも利用されている事が多くあります。